作並駅

東北地方

作並駅の駅名由来

作並は、養老5年(721年)、遊行僧・行基が発見したと言われる作並温泉の所在地として知られていますが、地名の起因については詳しくは知られていません。

一説では「作」は、丘陵の間の水田などから細長く入り込む地形という意味があり、広瀬川上流の渓谷に位置するこの地の地形が、その形状に似ていることから、また「並」は、「作」と呼ばれる地形が川の流域の谷間に並んでいることから、同じく名付けられたものと考えられています。

なお、当駅下り線ホームに「交流電化発祥地」の碑があります。昭和29年(1954年)から32年にかけて、仙台~作並間では日本初の交流電化試験が行われました。のちの新幹線の足がかりを築いた地となっています。

この地名の由来を受けて、昭和6年(1931年) 8月30日、仙山東線(現在の仙山線)の愛子~作並間開通の時、作並駅が開業しました。

◆参考資料◆

■ 「宮城町誌」  ◼️東日本旅客鉄道㈱「旅もよう」

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